Huaweiが失速する中で今最も勢いがある中華スマホメーカーの『OPPO』!
そのOPPOが新たに発売したフラッグシップモデルのOPPO Find X2の実機レビューです。
前モデルのOPPO Find Xは世界初のスライド式カメラ搭載で驚かせてくれましたが、新モデルのFind X2はスライド式カメラは廃止したもののディスプレイ性能が最高級のものを搭載してきました。
もちろん5Gにも対応しています。
目次
OPPO Find X2シリーズの特徴を3行でまとめると
- 3Kで120Hzの超ハイスペックディスプレイ
- Snapdragon865搭載で処理性能も最高クラス
- 65Wの急速充電対応(フル充電38分!)

OPPO Find X2シリーズのスペック比較
OPPO Find X2 | OPPO Find X2 Pro | |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.7インチ | 6.7インチ |
解像度 | 3168×1440 (3K QHD+) | 3168×1440 (3K QHD+) |
CPU | Snapdragon865 | Snapdragon865 |
メモリ | 12GB | 12GB |
ストレージ | 256GB | 512GB |
バッテリー | 4200mAh | 4260mAh |
防塵防滴 | IP54 | IP68 |
セキュリティ | 画面上指紋認証、顔認証 | 画面上指紋認証、顔認証 |
充電 | 65W | 65W |
重さ | 209g (ブラック) / 192g (ブルー) | 217g (ブラック) / 200g (オレンジ) |
OPPO Find X2シリーズのカメラスペック
OPPO Find X2 | OPPO Find X2 Pro | |
---|---|---|
背面カメラ | 4800万画素広角レンズ | 4800万画素広角レンズ |
1200万画素超広角レンズ | 4800万画素超広角レンズ | |
1300万画素望遠レンズ | 1300万画素ペリスコープ望遠レンズ | |
前面カメラ | 3200万画素標準レンズ | 3200万画素標準レンズ |
OPPO Find X2 ProではなくOPPO Find X2を選んだ理由
Find X2 Proはペリスコープ望遠レンズが搭載されていてより高倍率の撮影ができます。
高倍率のレンズが付くのはいいのですが、個人的にはスマホの望遠レンズってあまり使い道がないんですよね。
高倍率の撮影ができてもそもそもセンサーサイズが小さいのでやはり画質も満足行くものは撮影できないですよね。
あとは容量が256GBと512GBの違いがありますが、私には256GBで十分だなと思いました。
以上の理由から3万円ほど安いOPPO Find X2を購入しました
逆にカメラ性能を重視する方にはOPPO Find X2 Proがおすすめです。
OPPO Find X2のレビュー
美しく滑らかなディスプレイ!動画もゲームも最高の体験
OPPO Find X2シリーズの一番の売りはやはりディスプレイですが、これは感動するレベルで凄いです。笑
今ほとんどのスマホはFHD+の解像度ですが、OPPO Find X2シリーズにはQHD+(3K)のディスプレイが搭載されています。
動画やゲームはもちろんですが普段から使用するSNS等のアプリも美しい表示になります。
また120Hzのいわゆる倍速のフレームレートにも対応しています。
120Hzだと一秒間に120回画面が切り替わっています。
通常のスマホのディスプレイは60Hzですが、その倍のフレームレートがあるのでとにかく滑らかな表示になります。
先日のツイートで60Hzと120Hzディスプレイの違いについて動画を上げました。
OPPO Find X2の120Hzディスプレイの検証。
左 OPPO Find X2 120Hz
右 Huawei Nova 3 60Hz120fpsで撮影したものを4倍スローにしました。
こうやってみると60Hzはカクカクしてるのがわかりますね。 pic.twitter.com/rfFvP5rqIS— ガジェットサロン (@gadget_salon) April 3, 2020
動画だと伝わりづらいかもですが、実際に触ると全く違います。
タッチサンプリングレートは240Hzあるのですが、これは1秒間にディスプレイが指の動きを感知する回数です。
スマホゲームをやる方にはとても重要なのがこのタッチサンプリングレートなのですが240Hzあるのでゲームプレイでも最高の体験をできます。
ちなみにYouTubeチャンネルの方でゲームプレイの検証動画も上げているので参考にしてみてください。
実際にOPPO Find X2を使ってから普通の60Hzスマホを使うとすごくもっさりした印象を受けます。
カメラ性能
背面カメラは広角レンズ・超広角レンズ・望遠レンズが搭載されています。
最近だとこれらに加えてマクロレンズなんかも搭載されていますがOPPO Find X2では広角カメラがマクロ撮影にも対応していて3cmまで近づいて接写が可能です。
手ブレ補正が優秀
もちろんこれらのモード使用中には画角がクロップされて狭くなってしまうのですが、手持ち撮影の多いスマホではかなり役に立ちそうです。
動画撮影は4K60FPSまで対応しています。
65W急速充電に対応
これも現状世界一の充電速度となっています。
どのくらい速いか分かりづらいと思いますが、例えばiPhone 11 Pro Maxでも18Wなので理論上は3倍以上のスペックとなっています。
実際フル充電は38分という高速で完了します。
今までのスマホだと寝る前に充電しておいて朝100%になっているという感じでしたが、OPPO Find X2は寝る前に充電する必要はありません。
朝起きた時点で20%でも心配する必要はありません。

処理性能とAntutuスコア
チップセットは現状世界トップのSnapdragon865を搭載しています。
アプリの操作はサクサクでゲームでも重く感じることは全くありません。
Antutuスコアは549709点でした!

画面上指紋認証に対応
OPPO Find X2は画面上指紋認証にも対応しています。
iPhone11とかだと指紋認証に対応しておらずマスク着用時に困ることもありますが、画面上指紋認証ならどんな状況でもロック解除ができます。

感知速度も速く、ストレスになることはありません。
OPPO Find X2のデメリット
バッテリー消費が早い
これはスペックが高すぎるがゆえの悩みですね。笑
3Kで120Hzというディスプレイなのでバッテリー消費も速くなってしまいます。
ずっとスマホを動画やゲームで使い続けていると一日持ちませんね。
例えばゲーム1時間プレイしただけで約18%くらい消費しました。
外出時にできるだけバッテリーを持たせたい場合はFHD+かつ60Hzの設定に落とす必要があります。
要するに普通のスマホと同じ設定ですね。
家で使う分には全く問題ありません。
ワイヤレス充電がない
有線イヤホンがUSB type-C
type-Cでも良いのですがスマホの場合、端末下のど真ん中にあるのでゲームをするときにすごく邪魔になります。
なので基本的にワイヤレスイヤホンを使う必要があります。
以上がOPPO Find X2のデメリットになります。
OPPO Find X2シリーズの日本での発売情報
OPPO Find X2シリーズはおすすめ?
近いスペックのものでGalaxy S20シリーズと迷う方もいると思いますが、OPPO Find X2シリーズの方がおすすめです。
Galaxy S20シリーズでは現状QHD+で120Hzの両立ができず中途半端な端末となっています。
処理性能も同じSnapdragon865搭載ということで大きな差はありません。
ということでバッテリー消費が速いというデメリットを受け入れられる方には最高のスマホだと思います。